陰謀と陰謀論の違いとは?

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陰謀と陰謀論は全く意味が違います。誰しもが当然知っていると思っていましたが、どうやら同じように思っている人が結構いるようなので、少し解説します。そんなの当然知ってるよ、という方にはつまらなくてすいません。

まず、陰謀とは、秘密裡に計画される文字通り、隠れされた謀です。つまり、陰謀とは表には出てこないし、公にはされないけど、現実として存在した、または存在する計画や事実のこととなります。陰謀は秘密であるわけなので、その詳細や事実や証拠などが一般に出回るわけではありませんので、陰謀が事実として実際に計画され実行されても、関係者以外が知るすべは基本ありません。ところが、その関係者が情報を漏らしたり、陰謀を阻止しようとする勢力がいて、その情報を明るみに出そうとするようなことがあれば、秘密の陰謀の情報であっても、表に出てしまう可能性があります。陰謀を計画する側からすれば、情報が漏れるのはまずいですね。そこで出てくるのが「陰謀論」です。実際の陰謀計画が漏れて広まりだした。⇒「デマ」「嘘」にして、そんなものを信じる方をバカにしてしまおう。そうやって作り出された言葉が「陰謀論」というものです。CIAが作ったとよく言われていますね。

この「陰謀論」という言葉は陰謀を計画する側にとっては、とても便利で都合のいいものです。例え情報が表に漏れたりしても、「デマ」「嘘」でこれは陰謀論だ。ということにすれば、陰謀論を信じる者=バカ、という図式に従い、それを信じ、口にする人がいなくなる。「裸の王様」みたいなものですね。ただ、それでも情報の真偽、信憑性を見ることのできる人もいる訳で、そういう本当に賢い人は騙せない。じゃ、次は、本当の嘘やデマや妄想を同時に広めて陰謀と一緒にしてしまおう。とします。すると今度は、本当の嘘やデマや妄想を信じる人が出てくる。そうすると、多くの人は、本当の嘘やデマや妄想を信じる人をバカにします。そして、本当の陰謀を理解した人まで、一緒に一括りにされ、バカにされる。つまり、本当の陰謀である事実と、嘘、デマ、妄想を同列にして、情報を広めることで、それを一緒に一括りにしてしまうことができる。それが「陰謀論」というものです。

今現在、「陰謀論」と呼ばれる情報の中には、事実、嘘、デマ、妄想、これらが、混ぜこぜになっています。この中の事実をきちんと見極めることが重要になります。これが実は、とても難しい。嘘、デマ、妄想と言っても、真偽がわからないものも多い。きちんと出自や根拠をたどればでたらめだと判断できるものもあれば、どうしてもわからないものがある。事実とそうでないものは、明確に分けることが必要なのですが、それができない人が、本当の「陰謀論者」と呼ばれる人達になってきます。事実ではない、もしくは不明な、嘘、デマ、妄想を信じてしまった「陰謀論者」と事実を見極めた人を、同じ「陰謀論者」とすることで、事実まで嘘やデマに仕立て上げることができれば、事実を隠蔽したい側からすればとても都合が良いですね。

コロナでは武漢研究所からの流出、そしてコロナワクチンのリスクにおいても、当初は全て陰謀論として、嘘、デマ扱いでしたが、ちゃんと事実は浮かび上がってきていますね。陰謀という事実は、秘密であるけど、現在は情報を完全に秘匿にするのも難しい。しかし漏れても、「陰謀論」として広がれば何の問題にもならない。実際に、過去「陰謀論」とされてことが、事実であったことなども、情報公開などで明らかになってきています。現在進行形の「陰謀論」については、その中の事実を見極めるしかありません。この見極める力は、個人で上げていくしかないと思います。陰謀論を全てデマ、嘘と信じる人、陰謀論を全て、真実、事実だと信じる人。どちらも、陰謀を行う側からすれば、ありがたい、都合の良い人ということです。そうならないように、私も日々の勉強を続けていきたいと思います。

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