新型コロナを振り返り整理してみましょう

政治

新型コロナウイルスに関しては、世界中で対応に混乱がみられ、多くの嘘やデマも出回りました。日本では新型コロナに関してどのような状況と対応がされてきたのか、少し振り返って整理してみましょう。

1.新型コロナ(COVID-19)の恐ろしさ?

まず、最も根本として大事なことは、新型コロナは感染により人にどんな被害、影響を与えるのか?武漢からのパニックが始まった頃、初期の段階ではどの程度の被害となるかはわからないのは止むを得ない部分と思います。リスクを大きめに評価して、安全策をとるのは、間違ってはいないでしょう。2020年4月に行った最初の緊急事態宣言。個人的にはこの時も必要ないと思っていましたが、この実施については、様子を見て状況を判断するために必要だということは理解できました。当時、西浦教授は対策をしなければ、重篤患者は85万人に上り、死者は42万人となるという推測値を出しました。これが本当になれば大変なことですから、当時の安倍総理の判断は間違いとは言えないと思います。問題はこのあとです。2020年6月以降のコロナでの重症者と死亡者の推移を厚労省のデータより下記のグラフで示します。

最初の緊急事態宣言以降も2020年の重症者数と死亡者数は、80万人、40万人どころか、数十~数百人となっています。これは全国の合計数です。そして年齢層は97%以上が60歳以上が高齢者で60歳未満では数字に表れてこないような状況です。実際のデータと実態で冷静に見れば、2020年は日本国民にとって、新型コロナは恐ろしいものではなかった。これは一つの結果として言えることだと思います。ところが、2021年以降、コロナの重症者、死亡者は、激増していきます。新型コロナは変異を繰り返し、弱毒化していくと見られていたので、この死亡者数の増加は明らかにおかしく見えます。2021年に何が始まったかといえば、コロナワクチンです。ウイルス自体が弱毒し、ワクチンに効果があれば、このようにコロナ死者が激増するのは、とても不自然で考えにくいと思います。そして死者数は、2022年にさらに増加しています。これを見る限り、コロナワクチンの効果というものは全く見えません。むしろ、被害を増加させているだけにしか見えないです。

2.コロナの正しい情報、評価とは?

新型コロナウイルスに関する状況を認識しようとすると、当然ながら正しい情報が必要となります。ところが、コロナに関しては、この正しい情報を入手するためには、ちょとした手間が必要でした。なぜなら、テレビなどのメディアが報じる情報は、意図的に偏ったものが多いためほぼ役に立たないからです。簡単な情報元としてのテレビ、新聞、ネットニュースなどには本当に必要な情報が存在しないため、必要な情報の入手のためには、その1次情報を直接調べたり、情報を持つ人と接したり、その他、一般には出回っていない個人のサイトや、海外の情報ソース、SNSなどを自分で調べるなどの手間がどうしても必要でした。ほとんどの人は、テレビ、新聞、ネットニュースなどの情報が正しいと鵜呑みにしてしまうので、まず、自ら手間暇をかけて調べるということをしません。例えば、上に出したコロナの重症者、死亡者数のグラフは、私が厚労省のオープンデータから作成したものです。感染や被害状況などは、このように厚労省のデータなどで簡単に確認できることができます。ところがメディアでは、国民が状況を正しく認識してしまうようなデータは、一切出しませんでした。出すのは、毎日の感染者数(陽性者数)。これが増えていますとしか言いませんでした。するとそれを見ている人は、この感染者数が増えるとまずい、という認識が刷り込まれていきます。他の例も見てみましょう。次は、「コロナ陽性になると、実際の死因に関係なく全てコロナになる」についての事務連絡票です。

コロナの死者数は、「コロナに関係なく死亡した人の数も入っていて水増しされている」ということについては、根の葉もないデマと言われることも多かったです。しかしながら、厚労省からの事務連絡では、確かに各都道府県の関係機関に送られているのですね。これがいつまで実施されていたかは、把握していませんが、コロナ陽性であればコロナ死となっていた、ということはデマではありません。

3.PCR検査について

新型コロナでとても重要な役割を持つのが、PCR検査です。PCRはポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction)を略したもので、採取した検体に含まれる微量のウイルスの遺伝子配列を増幅サイクルを繰り返し行うことで、増幅しその検体の感染力を判定しようというものです。ウイルスは数が多いほど感染力が高くなります。そしてウイルスの数が多ければ、少ない増幅サイクルで、陽性判定基準に達することになります。この陽性と判定するための、増幅サイクル数をCt値と呼びます。ウイルス数が多いと、少ない増幅数で判定基準に達します。そして感染力のあるウイルスを陽性と推定できる増幅回数は32回、Ct値32程度と言われます。つまりCt値とは、陽性として判定するために、どこまで増幅させるかの基準となるものです。この値をどうするかで、陽性の判定が緩くなったり、厳しくなったりするので、かなり重要な値なのですが、これは世界中でばらばらで統一されていませんでした。日本はこのCt値がなんと、40~45。40回増幅して陰性とならなかったら陽性となってしまうということです。このPCRのCt値40回の増幅というのは、検体の中に、遺伝子のかけらが5コピー存在すれば陽性となる。そんなレベルですと、遺伝子のかけらですから、生きてるかどうかもわからない、まして感染力があったとしても5個のウイルスでは感染しないですね。つまりPCR検査で、40回の増幅までする必要があったのかということです。ないですよね。感染力で見るなら、Ct値32、もう少し安全みて、Ct値35、このくらいが妥当じゃないか。そう多くの専門家の方からも提言や提唱はありましたが、完全に無視されていました。濃厚接触者や無症状の陽性者の数は、このPCR検査のCt値が35以下で判定されていれば、激減していたのではないでしょうか?

4.医療逼迫について

新型コロナでは、コロナ陽性者の増加により、医療逼迫が大きな問題となりました。これを見てみましょう。日本では世界でも最大の病床数を誇っています。それでも、なぜ医療逼迫となったのでしょうか?これには、大きく2つのことがあげられると思います。

1つは、日本の病院のほとんどが、常に高齢者で満床状態になっていること。これは、医療システムそのものの問題と言えます。つまり、常に病床、ベッドを稼働させていないと、病院の経営自体が苦しい状況になること。日本の病院は民間の割合がとても多い。民間である以上、利益がでないと病院の経営が成り立たない。コロナ以前から、日本の病院はその状態が続いており、日常から、空き病床の数というものが限られていたこと。

2つめは、コロナ2類相当対応と先ほどのPCR検査による陽性者の増加の弊害になります。コロナは感染症2類相当の分類とされましたが実質は1類以上の対応を行っていました。エボラなどと同等の扱いということです。それでは、受け入れ可能な病院がまず、限られてしまいます。さらに、常時満床状態の病院の事情。この条件のためコロナ対応病床は、全病床の2~3%となっていました。非常にすくない病床数です。この状態で、PCR検査をどんどんやり、無症状や擬陽性の患者までコロナ患者として入院管理の対応とすれば、一瞬でパンクすることは必然だと思います。そしてさらに少ない重症者の病床、ICU。これも、本当の病原関係なしで、PCR陽性者が入るようになれば、すぐパンクしてもおかしくありません。

コロナでは、医療逼迫を連日メディアが取り上げ、国民に対し、自粛要請や生活の制限を当然のように、要求していました。緊急事態宣言やまんぼうは、このコロナ病床数の使用状態で発令がされていましたね。ところが冷静に見れば、医療逼迫というものは、国民の行動などの問題ではないことが、明らかになります。もし、コロナが2類相当でなく、5類であれば、どこの病院でも受け入れ可能となり、対応可能な病床数は、激増します。コロナの検査については、症状のある人だけに限り、PCR検査は止めるかCt値を下げるか、抗原検査を行うかで陽性者も激減します。こういった対応が初期に実施されれば、そもそも、医療逼迫などはおこらず、医療逼迫がなければ、緊急事態宣言やまんぼうなども必要がなかった。そして、こういった提言、提唱は2020年の早い段階から一部の専門家が上げてくれていましたが、完全に無視、黙殺されていたということは、まぎれもない事実です。

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